オススメ漫画

「九井諒子作品集」3作、ダンジョン飯で有名なあの漫画家さん!!

九井諒子

今回は、「ダンジョン飯」で一躍有名になった九井諒子さんの短編集3作品をご紹介!

九井諒子さん、ダンジョン飯は初の長編シリーズで、それまでは短編を描いておられました。
それを集めて本にした欲張りな作品がこちら!刊行順に
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「竜の学校は山のうえ」

「竜のかわいい七つの子」

「ひきだしにテラリウム」

ダンジョン飯ではファンタジーな世界観が描かれていますが、九井諒子=ファンタジーではありません!

九井作品の魅力の一つは千変万化の世界観!ファンタジーはもちろん、おとぎ話や昔話、近未来的なものまで様々。その中でも一貫して描かれる優しくて、安心感のあるお話が素敵です(゚ー゚)(。_。)ウンウン

イメージとしては、日本昔話や乙一作品に近いかもしれませんね、、

そんな九井ワールドの魅力たっぷりな3作品をオススメのストーリーのあらすじと共にご紹介!

竜の学校は山のうえ

竜の学校は山の上
出典:竜の学校は山の上

初期作品の短編9篇が収録されています。新しい作品と比べると雰囲気が少し違っていて、ダンジョン飯のイメージで読むと驚くかもしれませんね!

あと、「絵が全然違うじゃん!」て思うかもしれませんが、世界観によって画風が変わるのも九井作品の面白いところなので楽しんでみてください!

オススメストーリーはこちら↓

代紺山の嫁探し

むかしむかし、
ある貧相な村で貧しい暮らしに飽いた村人たちは、福を招くため神様を迎えようと考えました。その方法はなんと、神様を嫁として娶ること!

でも誰が、、、そんな時白羽の矢が立てられたのは身寄りのない若者、権平。

生贄にされる、と反対する幼馴染のおみつの思いをよそに、それならなお身寄りのない自分が適任だと引き受ける権平。

煮え切らない思いのまま村の一行は嫁となる神様探しに出かけますが、、、

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「竜の学校は山の上」では西洋ファンタジー風のお話が多いなか、唯一の昔話風のお話です。ほのぼのとした世界観が際立ってますね!

ラストは予想の斜め上を行っちゃいます!必見です、、、!

現代神話

ケンタウロスと人が共に暮らす社会。

体力も労働意欲も高いケンタウロスと人との差が社会問題になっていました。

努力してもケンタウロスに追いつけないことにやるせなさを感じる女性に、‘働くことが好きな訳じゃなくてそれしかできない’と言うケンタウロスの男性。

種族が違えば考え方も違う、そんな両者が少しだけ歩み寄るお話です。

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現代を舞台にしたお話も割と多いんです!
ケンタウロスなんていうファンタジーな設定にのせてはありますが、描かれるのはどこにでもある人の感情そのもので、、、

つい考え込んでしまうお話です(゚ー゚)(。_。)ウンウン

進学天使

“アメリカに留学することになるかもしれん”

進路に悩む、天使のような大きな翼の生えた少女。
自分のような‘病気’のための環境の整っていない日本にいたら、いずれ飛べなくなってしまう。でもここには、一緒に高校に行きたい人がいる。

留学したいのか、、、飛ぶことは好きなのか、、、

卒業が迫ったとき、彼女自身も気づかなかった本当の思いが明らかになります。

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アマモ一押しの進学天使。九井作品の中でもお気に入りの一つです!ラストにグッときます、、

竜のかわいい七つの子

竜のかわいい七つの子
出典:竜のかわいい七つの子

「竜の学校は山の上」と比べると、ずいぶんと垢抜けた印象を受けるかもしれません。

ほっこりするお話が多くて、とても読みやすいです∑d(d´∀`*)グッ!

オススメストーリー!↓

人魚禁漁区

ある海沿いの街。高校生の少年は道路脇で倒れている人魚を発見します。

「治療費はお前に請求される」

「人魚は人間じゃない、人間に擬態したただの動物だ」
と言われつつも放って置けず助けることに、、

後日、また道路に出ようとしている人魚と遭遇します。

人魚が丘の上の学校に行きたがっていることを知り奮闘する少年、次第に人魚に親近感を覚えていきますが・・・

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こんな人魚がいたら、海洋汚染ももうちょっとマシになってるかもしれませんね。

九井ワールドおなじみ、異種族ふれあいストーリーです!(※そんな陽気なものではありません)

九井作品、中高生が主人公になるお話がちょくちょくありますが、どれも繊細な感情が丁寧に描かれていて、、みずみずしい!って感じがします。

わたしのかみさま

中学受験のプレッシャーに苛まれる少女が、偶然近所の小川の神様に出会うお話。

設定はもとより、神様の雑な造形もあってほのぼのしたシュールな雰囲気なんですが、意外や意外、切ない展開が待っています。

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冷めた感じの神様と、一生懸命な小学生が可愛らしくって(゚×゚*)プッ

笑ったり切なくなったり、色んな魅力の詰まった、何度でも読み返したくなるようなお話です!

子がかわいいと竜は鳴く

幼い子を亡くした女性、ヨウと、父の病を治すために竜を探す王子。
ヨウは王子に協力を申し出ますが、それには事情があり、、、

子のため。親のため。変わらぬ優しい思いが描かれたお話です(゚ー゚)(。_。)ウンウン

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珍しく中華ファンタジーな世界観になっています!

コミックナタリーで公開されていますので気になる方は是非!

「子がかわいいと竜は鳴く」試し読み

人魚に神様に竜!と色々出てきましたが、他にもオオカミや超能力者のお話もあってとても賑やかです(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

ひきだしにテラリウム

ひきだしにテラリウム
出典:ひきだしにテラリウム

マンガ大賞2014にノミネートされていて、書店でもちらほら紹介されていたのでご存知の方も多いかもしれませんね!
こちらは短編ではなく、ショートショートとなっており、数ページ〜のお話が33篇収録されています!

おとぎ話からSF、泣いたり笑ったり切なくなったり、内容は色々ですがどこか懐かしさを感じて安心する九井ワールドはもちろん健在です!

オススメストーリー↓

旅行へ行きたい

生まれ育った栃木から出たことのない男性は、ふと旅行をしようと思いたちます。

地図にダーツを投げ行き先を決めようとしますが・・・栃木にしか刺さらない!!

異常な事態が恐ろしくなり、日本を切り取った世界地図で再度チャレンジしますが、、、

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栃木おそるべし、、!
九井諒子さんは栃木に何か因縁でもあるんですかね?(゚×゚*)プッ

こういう、特にテーマはないけれどクスッとできるショートショートも面白いです!

春陽

“知り合いの飼ってる人間が子供生んでさ、里親を探してるんだ。お前どうだ?”

カバンに入るくらいの大きさのペット「人間」を飼うことになった主人公。
苦戦しながらもなんとか世話をし、次第に愛着もわいてきますが老いを迎えるのは「人間」の方が早くて・・・

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セリフが少なめで、途中はほぼ絵のみで描かれる人と人間の生活が愛らしく感じるお話です。

遠き理想郷

小中学校の交流会に向け紙芝居を作ることに!テーマは「いじめ・迫害・差別ってな〜に?」

“あるところにアニマルランドという国があって・・・”

“うさぎ人がねずみ人をいじめてて・・・”

とストーリーを考えていきますが、どんどん熱が入ってドロッドロの展開に!!

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可愛い絵面のうさぎやねずみでヘビーなテーマが語られるのが笑っちゃいます(゚×゚*)プッ
紙芝居や絵本の一見のどかな世界の裏側にも血なまぐさい問題があると思うと嫌な想像が広がりますねヽ(´o`; オイオイ

ひきだしにテラリウム、ショートショートということで、前の2作とは違い新たな面白さのお話が多いです!

あなたのお気に入りは?

九井諒子作品集、3作紹介しましたがいかがでしたか。

比べて読んでみると作品集ごとでも全然カラーが違うんです。それでいてどれも九井ワールドだ〜って感じるのが不思議な魅力!

ダンジョン飯でファンになりましたって方はもちろん、全く知らなかった方もぜひお試しください!