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「蟲師」ノスタルジックな雰囲気がいい!

蟲師

アニメ化、実写映画化もしている人気作の紹介です!

蟲(むし)、作中では「下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達」「人や動物、植物などよりも生命そのものに近い存在」などと説明されていますがその種類は様々で、虫のような小さなものから巨大なもの、形の定まらないものまで。

ほとんどの人には見えないながらも、その生活に様々な影響を与えます。

そんな蟲に関する様々な事柄を取り扱う「蟲師」のギンコを主人公に人と蟲とのありかたを描いたのが蟲師です!

世界観

作者曰く、江戸と明治の間にある架空の時代が舞台となっているそう。

全体的にそんな時代を彷彿とさせる雰囲気になっていますが、一方で蟲の存在やギンコの洋服を着た姿から、時代物とは一味違った不思議な世界観になっています(゚ー゚)(。_。)ウンウン

また、自然豊かな背景や人々の暮らしぶりが丁寧に描き込まれていて、のどかで雄大な雰囲気に惚れ惚れしちゃいます!

ほとんどが1話完結

前後編に分かれた一部の話をのぞき、ほとんどが1話完結のお話です。

蟲の設定とストーリーがよく作り込まれていて、1話1話スッキリまとまっているので読みやすいです!

その一部を紹介しますね(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

緑の座

描いたものに命を与える‘神の左手’を持つ少年、しんら。

亡くなった祖母の言いつけを守り、その人智を超えた性質を人の目に触れさせぬよう眠らせ、森の奥にひとり暮らす彼のもとにギンコが訪れます。
しんらは祖母の遺言通り‘神の左手’の調査は断り、客としてギンコを迎えるのでした。

調査は諦めつつも屋敷の中に蟲の気配を感じるギンコ。調べてみるとその正体はなんと、人でも蟲でもない曖昧な存在になりながらも孫を見守る祖母、廉子(れんず)だった、、!

祖母の存在を知り会うことを願うしんらに対し、ギンコはある提案をする・・・

人としての存在を失いながらも孫を見守る廉子の宿命とは、
祖母の過去を知ったとき、しんらは何を思うのか。

眼福眼窩

旅先で琵琶法師の女性を見かけるギンコ。どうやらその語りは蟲に関係しているようで、さらに話を聞きたいと乞うギンコに対し、

“その代わり、この両眼を山に埋めてきてはくれないか……?”

奇妙な頼みと共に、彼女は自らの「視えすぎる眼」と、幻の蟲「眼福」について語りだします。。。

*******

盲目の少女、周(あまね)。光を知らない彼女になんとか視る喜びを与えてやりたいと願う蟲師の父は、幻の蟲「眼福」を持ち帰るのでした。

蟲の力で視力を得て、視える素晴らしさに感動する周でしたが、次第にその眼は視えるはずのないものまで視るようになります。その視力は壁を越え、山を越え、そして遂には時を越えて、、、

御することのできない力を恐れ、視ることをやめた彼女は琵琶法師として旅にでますが、とうとう自分の未来まで視えるように…

ギンコがここに来ることも、自分の眼の最期もすでに視ていた。と言う周に対し何とか治療の術を探そうとするギンコ

視たものは変えられない。と語る彼女が視た未来とはいったい、、、?

人と蟲とのあり方とは

蟲の影響で悲しい経験をした人々のお話を読んでいると、どうしても蟲=悪いものという印象になってしまいがちですが、決してそうではありません!

人の力では制御できないもの。うまく付き合えば害のないもの。として、人の欲のために利用するのではなく共存すべきものとして語られています。
一方で人間は、蟲や他の動植物とは明らかに異なった、生命の起源から遠く離れてしまったどこか愚かなものとして描かれることがあります。

生命の両極端に位置する蟲と人とをつなぐものとして、ギンコは何を思うのでしょうか、、、

蟲を通じてその背景にある自然とのふれあい方に思いを馳せると、さらに魅力的に感じるかもしれませんね!

蟲師は本編全10巻と、特別篇「日蝕む翳」の11巻で完結しております!
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